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南淡路ニュース

EPA看護師候補者、3名が合格しました!!~インタビュー第一弾~

南淡路病院でも2011年から、EPAの受け入れを行っています。(※EPAとは)
当院のEPA看護師候補生から、この春の看護師試験に2名、准看護師試験に1名が合格しました。
今回は、ベトナムからEPA看護師候補生として来日し、看護師試験に合格したホンさんにお話しを伺います。

-自己紹介をお願いします

LE THI HONG(レー ティー ホン)
皆からはホンと呼ばれています。
出身地 ベトナム タインホア省
好きな食べ物(日本食) からあげ
得意な料理 からあげ 野菜の煮物

 

-日本に来る前は、どんな仕事をしていましたか?
ベトナムの産婦人科クリニックで、看護師として働いていました。 

-看護師になろうと思ったのはなぜ?
父が病気になり、何とかしてあげたい、助けてあげたいと思い看護師を目指しました。

-EPAに応募したきっかけは何ですか?
先輩が、EPAの第一期生だったんです。彼女から色々、EPAのことを聞き応募することにしました。

-ベトナムの職場の先輩ですか?
いいえ、大学の同級生です。彼女は卒業してすぐにEPAに応募したので、同級生ですがEPAの先輩でもあります。

-その方は今も日本に?
東京で介護福祉士として働いています。

-日本(淡路島)に来て大変だったことは何ですか?
日本語です!来日して、しばらく東京で日本語研修を受けていました。

-標準語での日本語研修だったんですね。
はい。日本語研修が終わって南淡路病院に来た時に、周りの皆が話している言葉の意味が時々分からなくて。

-関東と関西では、ニュアンスやイントネーションが結構違いますね(笑)
例えば「行かない、作らない」は「行かへん、作らへん」になるので、慣れるまで大変でした。

-覚えた日本語の中で、好きな言葉はありますか?
「ありがとう」です。とても素敵な言葉です。

-日本(淡路島)に来て良かったことを教えてください。
皆さんが親切で優しい。EPAの先輩も、日本人の先輩も患者さんも、患者さんのご家族も。島の皆さんがとっても温かく、親切です。

-勉強で一番苦労したことは?
カタカナです。本当に難しかったです。漢字よりも難しかったです。

-日本独特ですね。どうやってカタカナの勉強をしたんですか?
カタカナの下に、ベトナム語を書いたメモを壁に貼りました。試験ではカタカナの問題も出るので、メモをたくさん作りました。

-ベトナムと日本の看護師、何か違いがありますか?
ベトナムでは、おむつ交換など介護(介助)の仕事はしませんでした。注射や処置、そう言った専門的な部分だけです。

-介護や介助は誰が?
ほとんどご家族です。オムツ交換や食事介助、配膳もご家族がします。日本に来て、初めてオムツ交換を経験しました。始めは上手くできませんでしたが、今は出来るようになりました。

-今後、どんな看護師になりたいですか?
患者さん、患者さんのご家族さんとコミュニケーションをたくさんとって、信頼される看護師になりたいです。

-これから日本に来ることを考えている看護師候補生、介護福祉士候補生の方にアドバイスをお願いします。
まず、日本語の勉強をしっかりすること。日本に来てからは、国家試験の勉強が始まります。日本語が出来ないと試験勉強も進みません。辛かったり、プレッシャーに負けそうになることもあると思いますが、自分を信じて頑張ってください。

-では、最後に利用者さんに向けての一言コメントお願いします。
これからもたくさん勉強して、笑顔で頑張ります‼よろしくお願いします。

 

次回は、准看護師試験に合格したティンさんのインタビューをお届けします
お楽しみに!!

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